放射線治療を受ける患者様の情報収集方法について
みなさんこんばんは‼
本日は夜の投稿になります。
前回は、化学療法、放射線治療を受ける患者様に対するリハビリテーション介入時の注意点、考え方について書いていきました。今日は放射線治療を受ける患者様についての情報収集方法をより詳しく自分なりの手順を書いていきます。
1、原発巣、治療歴の確認
①原発巣、発症経過
②stage分類
③手術歴
④化学療法歴
⑤放射線治療歴
2、検査データの確認
①CT、PET-CT、骨シンチ
②採血データ
3、放射線治療内容の確認
①放射線量:Gy数
②照射回数:Fr数
③照射姿勢:頭部、頭頚部、食道は頭部固定
乳腺、肺などは手挙げ姿勢
骨盤等は体幹部固定
上記を確認後にリハビリテーションの介入を行うと、現在問題となっている部分に対して患者様本人に聴取すべき内容が見つかりやすいと思います。
例)手挙げの姿勢では肩関節痛がないか、体幹部固定で腰痛はないかなど確認
手挙げの姿勢で疼痛が生じるのであれば、放射線治療時の照射姿勢に関して看護師や放射線技師と相談してポジショニングの検討、リハビリ介入時は肩関節の可動域訓練やホットパックを利用した物理療法で疼痛の緩和を図り、治療を楽に受けられるようサポートをしていく事が重要だと思います。
具体的にどのくらいの線量で副作用が出現するのか、入院時に出現する副作用の詳細についてはまた明日書いていきたいと思います。
ではまた明日‼