血液がん(リンパ腫)について

おはようございます。

Cancer Rehabilitation Blogを書いている作業療法士の三浦と申します。

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現在、院内勉強会の資料作成中で、血液がんについてまとめています。

ブログでも血液がんについてまとめてみましたので、よければご覧ください。

そして、血液がんの中でも本日はリンパ腫について書いていきます。

 

 

 

 リンパ腫:白血球の中にあるリンパ球ががん化したもの。リンパ腫の中で一番多いのはびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫でリンパ腫である。

まず、予後予測の分類として、IPI分類を利用します。病態、年齢、現在の身体機能などをIPI分類に当てはめると、低リスク、中リスク、高リスクに分ける事ができ、5年生存率に関しても出す事が可能です。

 

治療方法:R-CHOP療法

1日投与し、3週間休薬。

3週間サイクルで6~8クール施行。

 

主な副作用は、脱毛、嘔気、骨髄抑制、便秘、末梢神経障害。

 

 

投与日のみリハビリ介入を中止し、その後は副作用の症状に合わせてリハビリテーションが実施可能。運動療法はもちろん大事であるが、食事摂取量や睡眠時間が確保されている事が前提で進めるとよいと思います。食事、睡眠が欠落している場合はまずそこを改善する事を優先的に進めるとよいと思います。

 

 

 

後半は臨床経験談でしたが、どうでしたか???

 

本日はここまで!!!